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協会けんぽ(全国健康保険協会)は黒字というけれど [健康保険]

協会けんぽってご存知ですか。全国健康保険協会です。ということは、このブログで話題にしている生命保険、もしくは損害保険といった民間保険とは違う「公的保険」にあたるものですが、公的保険の在り方と民間保険の在り方はコインの裏表の関係にありますので、このブログでは健康保険関係についても取り上げていきたいと思っています。

ということで話を戻して協会けんぽ(全国健康保険協会)ですが、2012年度の決算で3104億円の黒字になったと発表したことが報じられていますね。
「協会けんぽ」、12年度3104億円の黒字に
読売新聞 7月9日(火)19時43分配信
 中小企業の従業員ら3500万人が加入する「協会けんぽ」(全国健康保険協会)は9日、2012年度決算で収支が3104億円の黒字になったと発表した。
 12年度末の積立金残高も5054億円となり前年度より約3000億円増えた。
 同協会によると、高齢者医療への拠出金などで支出は年々増加しているが、3年連続で保険料率を上げて赤字を解消。12年度は保険料率(全国平均)が10%になった。
 しかし、同協会は「これ以上のアップは厳しい」としており、今後も10%に据え置いた場合、来年度には単年度収支が赤字に転じると試算する。積立金も賃金上昇率が0%で推移した場合、15年度に枯渇するとしている。最終更新:7月9日(火)19時43分
読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130709-00001001-yom-soci

「3年連続で保険料率を上げて赤字を解消」というところが気になりますね。

要するに、値上げして採算を安定させたわけですから、それははたして黒字になったからと言って喜べることなのか。協会の手柄と言えるのか。

まあこういう公共性の高い分野というのは、ない袖は振れないといいながらも、利益主義に走ってはいけない分野だと思うんですね。

報じられていることは事実だと思いますが、これは今問題になっている、TPPは皆保険制度を壊すという懸念に対して、ひとつの対抗言論になっているのかなという気もします。

これまでやってきた皆保険が、ある日を持って根っこからご破算になるというのは現実的には考えにくいですが、たとえば、所得によって上限を設けて、その所得以上の人は、かかった医療費の総額○○万円以上は5割負担になるとか、場合によっては自費になるとか、部分的に壊していくのではないかと私は予想しています。

そこから次第に踏み込んできて、次は所得に関係なく医療費の上限を設けて、さらにその上限をだんだん下げて、というふうにして段階的に皆保険制度を崩していくのではないかと思います。

いったんくずすとはやいですよ。どんどんなしくずしに後退してしまいますから。

その意味では、TPPに懸念を示すのは当然だと思います。

じゃあどうしたらいいのか。これは私もわかりませんけど、変な話、医療費を使っているのは高齢者だけではなくて、病院側ももうけ主義と言ったらおかしいですが、ひとつの治療に対して医療の点数をもっと必要最小限に抑えることもできるんじやないかなと思うこともあります。

薬の出し過ぎをやめるとかね。

仕分けというのが前政権で流行していましたが、医療行為にもそういうのがあってもいいかもしれません。

もちろん、必要な処方や検査は切ってはいけませんが。
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